ジャンクな波に乗る、25歳の夜。
仕事で疲れた時、なぜかジャンクに走ってしまう。
この衝動はストレスによるものなのか。
はたまた、癒しを求めるSOSなのか。
いまだに分からない、私の体。
食べたものが私になるのなら、半分くらいはジャンクに支えられてるのかもしれない。
そんなファストな体、なんか嫌だが。
まあ、今も昔も変わらない一日の楽しみが、夜ご飯なのであります。
家に帰ると、明かりがついていて、玄関から漂う夕飯の香りに誘われ、そのまま食卓へ向かっていた高校時代までがなんとも愛おしい。
あの頃は、人の気も知らないで平気で献立にイチャモンつけていた。
今ならわかる、毎日献立を考えて料理を作る母の苦労が。
いつかこんな食生活も懐かしくなる日が来るのだろうか。。。
今回、理性が働いたのはコーラをゼロコーラにするところだけでした。
私の理性に、完敗🥂
潮干狩りなこの季節。外出を心待ちに。
コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されたので、潮干狩りに行ってきた。
少し曇っていたけど、雲の切れ間から青空も覗く、マイルドな初夏の天気だった。
一面に広がる海を眺めて、深呼吸。
やっぱり外は気持ちがいい。
お腹いっぱいに磯の香りを吸い込んだ。
さて、今回は人生初のマテガイ獲りに来たのだ。
ハマグリやアサリは大学時代、友達を駆り立て無双していた私なので今回も自信満々に干潟を散策。
↑ちなみにこれが大学時代の栄光。
こどもの日になると、大学近くの河口で潮干狩り大会が開かれていた。4年間欠かすことなく通っていたのが懐かしい。。
アサリやハマグリを獲るときは、道具を使わずに素手や足でぬかるみを掘り、コツンと当たるすべすべした塊に一喜一憂する楽しみがあるが、マテガイの場合はまた違う。
干潟をスコップで少し削り、マテガイの穴に塩を振りかけて捕まえるのだ。
密にならないように他の人とも距離を取りながらも、聞き耳立てて、マテガイが獲れた!との声があがれば、すぐ近くで掘るというのを繰り返していた。
結果は…
三時間で70匹ぐらい捕まえられた!!笑
海の恵みに感謝。
本当、海に愛されてるなと実感する。。
マテガイ。
塩を巻くと、ピュ!っと顔を出す。
と思ったら引っ込んで、、、また顔を出す。
なんとも可愛らしい生き物だ。
貝と名の付く生き物は殻に閉じこもって動かない
引きこもり的なイメージがあったがこの子たちは別。
まるで外に出たいと言わんばかりにアウトドアだ。
まぁ塩をまいてマテガイをビビらせてるからなんだけど…汗
家に帰り酒蒸しで数本食べた。
ハマグリやアサリと同じように旨味が強い。
そして、驚いたのが風味。
ハマグリやアサリは比較的クセがなく万人受けする味だが、マテガイは風味が独特。
特有の磯の風味がある。それも結構強い。
なるほど、君は人を選ぶ味だな。。笑
私は少し苦手だった。
残りは生姜醤油の佃煮にしました。
生姜がある程度マテガイ特有の風味を消し、ご飯に合う一品に。
マテガイさん、ありがとう。
ごちそうさまでした。
私の人生に彗星の如く現れた、アボカド。
アボカド…
この子との出会いは高校時代でした。
なんでも、ワサビ醤油で食すとマグロに化ける、珍しい食べ物があると言われ、夕食の一品として食卓に並んだのが最初の出会い。
そんなことより唐揚げ食わせろ!と、
当時は思ってた。笑
思い返すとその当時、化学の授業で習った〝アボガドロ定数〟の方が親近感があったくらい、アボカドについて無知であった。
でも、一口食べた瞬間、私の十数年間の食歴史に革命が起こった。
なっ…なんだこの口当たり…滑らかすぎる…!
見た目にそぐわず、青臭さやクセが全くない… !!
本当にマグロやん?えぇ?
(もう一口)
なんなら、トロに化けた!堪らん…!!
出会ったばかりのやつに、なんの抵抗も出来ず、胃袋への侵入を許してしまった。
おい、地球、
なぜ今まで、この逸材を隠してた、、、!?
これぞまさに、コルペニクス的転回であった!
↑草
言うまでもなく、この日を境にアボカドは私の中でジャガイモ、ニンジン、タマネギに続くスタメンベジタブルの一員になった。
(厳密にいうと、アボカドは野菜ではなく、果物であるらしいがそこはご容赦を。)
天ぷら、サラダ、スパゲティ…
さまざまなレシピに化ける万能なヤツ。
それがアボカドである。人気者だな。羨ましいぜ。
でも、
こいつが一番輝いてると思う食べ方がある。
それが〝漬けマグロ〟ならぬ、〝漬けアボカド〟
手軽に作れ、つまみによし、メインディシュにもなる。今日はそれを作ろうと思う。
【調味料】
・醤油 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・みりん 大さじ1
・酢 大さじ1
・ごま油 大さじ1
・万能ネギ 好きなだけ
・おろしニンニク(専らチューブ派)好きなだけ
・おろししょうが 隠し味程度
そこに、アボカドを入れて混ぜるだけ♪
ごめん、これだけは言わせて、
この調味料、めちゃんこ万能。万能ネギ並みに万能なんだわ。。
例えば、我らが九州ではお馴染みの鳥刺しにあう。
めちゃんこあう。。
私は刺身にも使うし、海鮮丼作った時もこれを使ってる。もはや中毒レベル。
醤油だけの生活にマンネリズムを抱いたら、どうぞ。てか、試してぇ←
調味料に浸しラップで密閉して数分冷蔵庫で寝かせば食べられる。
どうでもいいんだけど、料理酒の使うタイミングがイマイチわかんない。なにあれ、ノリで使うの?
パリピじゃん。
誰か教えて。。
もうそろそろ、話を戻そう。笑
出来上がったやつを、ご飯にのせたら、ほら!
もうこれで晩ご飯の出来上がり。
個人的にはマグロよりも好き。
血生臭ささがなく、滑らかな口当たりで
チーズのようなコクも感じられるから。
でもマグロはマグロとして好きだよ。ごめんね、マグロ。一応謝っておく。
(転校生に人気の座を奪われた、かつての友人の顔がふと脳裏に浮かんだ。)
話は初めてアボカドを食べた日に戻るけど、
今まで食べたことない食材を食べるのは本当に刺激的だ。嫌いなら来世で、、、マッチしたら死ぬまで相棒になれる。一つの賭けみたいなとこある。
ワンチャン!ワンチャン!!🐶
最近は、エスカルゴ食べたいとか思ってる。
嘘。なんかまだ無理。。。
いろいろまとまってないけど、今日はここまで!笑
皆さん、おでん、好きですか。
私は好きですよ。
圧力鍋ってすごい。料理の幅は広がるし、手軽さも増す。名前は可愛くないけど、万能選手の圧力鍋を使って、今回作ったのが、おでん。
皆さんはどんな時に、おでんを食べたくなるのだろうか。
吐息が白くなった冬、コンビニのレジの横に並ぶおでんを見かけたときだろうか。
はたまた、居酒屋で隣の客が美味しそうに頬張る姿を目にしたときだろうか。
そういえば、振り返ると、
別におでんなんて買うつもりはなかったのに、コンビニを後にすると、おでんをぶら下げて家路に着く大学時代を思い出した。大根と、玉子はいつも頼んでた。
おでんにはそんな力がある。
正直、
私には、会いたい人が沢山いる。
会って、あの時のあれはなんだったのか突き止めたいし、謝りたいし、まだまだ伝えきれなかったことをちゃんと伝えたい。。
例えば、、、
朝元気に見送ってくれたのに、帰宅するころには息を引き取っていた祖母。
ビールをこよなく愛し、見舞いに来た小学生の私に500円玉を渡してみんなには内緒だよと、ビールのお使いを頼んだまま、二度と会えなくなった祖父。
浪人時代に孤独を慰めてくれたが、その夏に急死した愛猫のタマコ。
なんか悲しい思い出しかないなと思われてしまうかもしれないが、私が会いたいと思う人たちは、総じて、もうこの世にいない人達ばかりだ。
「大事にできるものがあるときは、大事にしとけよ。」
いつか見た映画のセリフをふと思い出した。
きっと天国でエンジョイして、また会えんだろ。
とか思いながら、今を頑張ってるよ。
おでんに戻ろう🍢
おでんって時間はかかるけど、意外と作業量は少なくて楽なんです。
卵茹でて、こんにゃく下湯でして、大根切って、軟骨準備して、それら全部圧力鍋に放り込めば九割おしまい。簡単でしょう?
九州男児の私は、おでんのつゆは断然、味噌派。
九州は関係ないけど、おでんは味噌煮に限る。
なんかほっとするとよ。(方言ぶち込んでみた)
コンビニのもたまに食べたくなるけど。
完成!
今回の具材は
こんにゃく、玉子、ソーセージ、大根、軟骨でした。
みんな生まれも育ちも違うのに、鍋の中で見事に調和してる。お前らいつの間にマブダチになったんだよって、完成した時いつも思う。
グローバルでピースフルな世界の出来上がり。
プレッシャーかけすぎて、軟骨の骨は液化してスープに溶けてた。
ほろほろになった軟骨と、ぷつんっ!とはじける玉子。味しみしみの大根に、鬼熱いこんにゃく…!?
美味しゅうございました。。
明日もおでん♪おでん♪
*1:いきなり