潮干狩りなこの季節。外出を心待ちに。
コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されたので、潮干狩りに行ってきた。
少し曇っていたけど、雲の切れ間から青空も覗く、マイルドな初夏の天気だった。
一面に広がる海を眺めて、深呼吸。
やっぱり外は気持ちがいい。
お腹いっぱいに磯の香りを吸い込んだ。
さて、今回は人生初のマテガイ獲りに来たのだ。
ハマグリやアサリは大学時代、友達を駆り立て無双していた私なので今回も自信満々に干潟を散策。
↑ちなみにこれが大学時代の栄光。
こどもの日になると、大学近くの河口で潮干狩り大会が開かれていた。4年間欠かすことなく通っていたのが懐かしい。。
アサリやハマグリを獲るときは、道具を使わずに素手や足でぬかるみを掘り、コツンと当たるすべすべした塊に一喜一憂する楽しみがあるが、マテガイの場合はまた違う。
干潟をスコップで少し削り、マテガイの穴に塩を振りかけて捕まえるのだ。
密にならないように他の人とも距離を取りながらも、聞き耳立てて、マテガイが獲れた!との声があがれば、すぐ近くで掘るというのを繰り返していた。
結果は…
三時間で70匹ぐらい捕まえられた!!笑
海の恵みに感謝。
本当、海に愛されてるなと実感する。。
マテガイ。
塩を巻くと、ピュ!っと顔を出す。
と思ったら引っ込んで、、、また顔を出す。
なんとも可愛らしい生き物だ。
貝と名の付く生き物は殻に閉じこもって動かない
引きこもり的なイメージがあったがこの子たちは別。
まるで外に出たいと言わんばかりにアウトドアだ。
まぁ塩をまいてマテガイをビビらせてるからなんだけど…汗
家に帰り酒蒸しで数本食べた。
ハマグリやアサリと同じように旨味が強い。
そして、驚いたのが風味。
ハマグリやアサリは比較的クセがなく万人受けする味だが、マテガイは風味が独特。
特有の磯の風味がある。それも結構強い。
なるほど、君は人を選ぶ味だな。。笑
私は少し苦手だった。
残りは生姜醤油の佃煮にしました。
生姜がある程度マテガイ特有の風味を消し、ご飯に合う一品に。
マテガイさん、ありがとう。
ごちそうさまでした。